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2017年3月22日 青年会(仮)

 
 
 
金子機械株式会社 代表取締役 金子直樹でございます。
 
 
 
日頃ご愛顧頂き、また、この拙い弊社ブログ等ご覧になって頂きありがとうございます。
 
 
 
ブログ等におきましては、会社の広報活動の一環として行うからには、
 
従業員全体が我関せずの気持ちを持たず、更新が途切れないようにしようと意気込んだものの
 
私自身が投稿していませんでしたので、たまには書かせて頂きます。
 
 
 
タイトルにある青年会(仮)という㈲谷口重機工業 谷口社長主催、私が幹事として運営に当たらせて頂いている会があります。
 
これは神奈川県周辺でレンタル業を営む若手経営者と、お世話になっているメーカーや商社の若手営業の方々とで行う交流会です。
 
 
ほんの5~6名で行った飲み会程度の会から始まり、
 
平成29年3月10日に行われた会をもちまして10回目を数えることになりました。
 
しかも毎回2、30名の大人数になってしまい、幹事の私も正直に言うと困惑していました。
 
 
 
元々の会の発端は私がまだ社長就任前、同族経営ならではの悩みを共有できる仲間との語らいが本当に楽しく勇気付けられたことがあり
 
同じ境遇の方が神奈川の同業者には多くいると考え、本音で愚痴を言いつつ、
 
未来を明るく見据えられるような集まりがあったら素晴らしいのではないか、と考えた所からでした。
 
それ故に当時はまだオーナーではない、二代目三代目という次世代経営者が中心となっていました。
 
しかしながら年月が経ち私自身やその他の同士も社長になっていき、
 
会の主旨が多少ずれていきましたので私が会を離脱することも申し出ましたが、
 
会に参加されている皆様から固い事言わずに楽しく会に出て欲しいと言って頂き、現在に至ります。
 
こんなことを言うのもおかしいかもしれませんが、会の主旨などと言うものはあくまで大義名分であって、
 
現実は世代が近い業界の人間が集まって飲んだら楽しいじゃないか、というもっと軽い発想が根幹にあり続けました。
 
 
 
しかしながら、回を重ね人数も増えると内外から様々な意見や考えが出始めます。
 
 
メーカーの方は、取引上誘われたら行かざるを得ない、ライバル社が行くなら後れを取るわけにはいかない、
 
レンタル業者であっても、行かないと仲間外れ感が出てしまうかもしれない、先輩に言われると断りにくい、と言った気持ちになる方もいらした事と思います。
 
外部の方からも、会に別の隠された主旨があるのではないか、人選に偏りがあるのはどうなのか、など本当に様々でした。
 
たしかに、お誘いしても酒宴の席がお好きでなさそうな方や私から見たら先輩過ぎて気後れする方などお誘いしていない事も事実でした。
 
 
青年会(仮)は楽しそうだね!誘ってよ!という明け透けな気持ちが分かればどんな方でも、一緒に飲もうよ!という、
 
あくまで前向きな会でしかなかったので、
 
私としても参加される方が楽しくない会を開催する理由はないと考え、平成29年は開催を見送ろうと思っておりました。
 
 
 
そんな時、横浜レンタルの古野社長から、どんな事をしても文句を言う奴はいる、良い事をしているという自覚を持てと叱咤されました。
 
また谷口重機工業の谷口社長からも、せっかく続けた会をそんな理由で途絶えさせてはもったいない、規模など関係なく楽しめる人だけでもいいのでやろう、
 
そもそも、会をやめたらやめたで、面白おかしく言う人間はいるはずだ。どうせ何か言われるなら、やって言われよう、と言って頂きました。
 
更には、多くのメーカー、商社の方々からも楽しみにいているのに、という言葉を頂き
 
私は幹事として、もっと盛大にしなくてはとか、会として何か成さなければならないのではないかなど、
 
どこか窮屈に考え自らが会の主旨を歪めていた事に気付かされ、
 
この時初めて、この会をやってきて本当に良かった、と思うのと同時に皆さんへ感謝の気持ちでいっぱいになりました。
 
 
 
神奈川には日本建設機械レンタル協会神奈川支部や神奈川県レンタル業協会などしっかりした組織が存在し、
 
多くの方を集めて何かを成そうとするのはそういった協会の仕事だと私は考えます。
 
また協会に参加していないから悪いわけでもなく、それぞれの会社が目標を持って精進していることは事実でしょう。
 
青年会(仮)は建機レンタル業界、延いては建設業界そのものが斜陽と言われては恥だと思って努力する将来を背負う人たちが集まり、
 
未来を明るくするため英気を養う会としてこれからも続けて行きたいと素直に、そして単純に思えるようになりました。
 
例え、会の参加者が2~3人になっても同じ気持ちで出来るでしょう。楽しいな、と思えることが重要なのですから。
 
 
 
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ちなみに、青年会(仮)はなぜ(仮)なのか?と言われますが、それほど深い意味はありません。
 
また若手で飲み会やろう、と会の名前などなく号令をかけて集まっていましたが、
 
ある日横浜レンタル古野社長から、次の「青年会」はいつやるんだ?息子たちも楽しみにしているぞ!と仰って頂いたことがきっかけです。
 
私はこれだ!と思ったものの、大仰な会でもないのに会の名前を突然付けるのも照れくさいし、参加される方々の承認もある訳もなし、
 
しかしせっかく付けてもらって多少定着してしまっているし…
 
いずれ正式に名を付けるとして今日はまあとりあえず(仮)でいいかな、と言う私のだらしのない性格がもたらした結果です。
 
また、それくらいライトな会、つまりグループであって組織ではない、という表れなのです。
 
私自身、青年という年齢でもなくなってしまいましたが、この会にご参加頂ける皆さまと今後も楽しく行う事ができることを願っています。
 
 
 
金子直樹